離婚のことなら離婚サポートナビホーム
再婚特集
離婚を減らすために(その2)
スポンサードリンク
離婚を減らすために(その2)
心理学の本を読みますとどこかに書いてある身近な言葉に「世代間連鎖」があります。この意味を知ることで人生を変えていくことにつながります。これを知らずに自分の思考パターンを続けていくことは時には人生が予期せぬ方向に向かっていってしまいます。
是非この「世代間連鎖」を理解し自分の志向パターンを考えてみてください。
世代間連鎖とは
まず、自分の短所を考えてみて下さい。
- 1 些細なことで直ぐにイライラする人
- 2 気に入らないと暴言や暴力を振る人
- 3 マイナス思考でものごとを悪い方にしか受け止められない。
- 4 頑張っているのに評価に結び付かないと思っている人
- 5 困った人がいれば直ぐに関わり、そこにのめり込んでしまう人
- 6 ギャンブルに走り生活が成り立たない人
- 7 人の悪口ばかりを言う等々
つまり、人にはいろんな「癖」があります。しかし、この癖がもとで自分が生きにくいと感じることがあると思います。
生きにくい「癖」はあなたが子どものころ親にしつけられたこと(暴力を受けて育った。いつも叱られてばかりいた。親が離婚して悲しかった等)や体験(いじめられていた)したこと、また、周りを見て良いと思って学んだこと等が大人になってから「いつも運が悪いから」「俺はいつもこうなんだから」、「悪いとは思っているがどうしても止められない」、「お前が悪いから殴ったんだ」といった意識・無意識の心の中に付いてしまった悪い習慣、又は「心の傷」が表面化してきているのです。
この心の悪い習慣は、明らかに本人にとって悪いスパイラルの中で生きにくい生活を送ることになります。
世代間連鎖を断ち切る
ここで大切なことは、自分の生きにくさに気が付くことです。そこでまず、自分の短所で一番心の中でブレーキになっていることは何かを理解することです。
そして、その思考・行動パターンを整理し断ち切ることです。これによって、生きにくさが軽減されたり、自分の悪いところを子に引き継ぐことはなくなります。
例えば、暴力を受けて育った子は、親になれば高い確率で子に暴力を振るう親になります。これを世代間連鎖といいます。
更に加えるならば、一度離婚した人が、また、前の夫と同じ様なタイプの人と再婚して、失敗するといったことも世代間連鎖と言います。
つまり、その方の育った環境等が影響して相手を選ぶ基準が組み込まれてしまっていることから本人がそれに気がつかないと同じことの繰り返しになります。まずは気が付くことです。
心の傷を癒す
心の悪い習慣は本人には「心の傷」になっていますので、その傷を癒すことが大切です。それは抑圧されて怒り、悲しみ、恐怖、寂しさ等の思いをカウンセリング等を受けて吐き出すことです。そして、自分自身を成長させることです。
参考ホームページ「日本婚前カウンセリング協会(http://j-pca.gr.jp/)」
スポンサードリンク
再婚特集内の記事一覧
- 離婚を減らすために(その2)
- 心理学の本を読みますとどこかに書いてある身近な言葉に「世代間連鎖」があります。こ...
- 離婚を減らすために
- 日本でも離婚に対する考え方が変わってきています。二人の考え方の違いや文化の違い等...
- 同じ失敗をしないために
- 再婚してまた離婚する方もいます。兄弟が3人おり3人ともお父さんが違うといった話が...
- むしろ結婚契約書をドライに交わしたらどうですか
- 再婚は初婚より生活に対する考え方が双方はっきりしてきます。また、お互いが再婚相手...
- 熟年の再婚はやり方によっては子どもとこじれます
- 熟年の再婚は難しい面があります。一つは籍を入れた場合、遺産相続の問題です。次に老...
- 再婚相手は慎重に見極めたいものです
- 初婚で失敗している方たちは、「これが最後だとも持って一緒になりました。」と言われ...
- 子どもも傷ついています
- 離婚する時に子どもは何歳であろうと実の親が別れることで、口には出しませんが大変傷...
- 思春期のお子がいる方の再婚は慎重でありたい
- 思春期は、子どもが大人に脱皮しようとする時です。昆虫でもそうですが、脱皮する時は...
- 急いで籍入れる必要がありますか?
- 再婚であっても両性の合意に基づいて行うものでありますし、相手の方が好きだから一緒...
- 分かっているようで分かっていない自分
- 離婚して再婚する場合いろいろ反省の上で決断するでしょうが、意外と自分への反省と自...